どんな完璧なインプラント治療でも、治療完了後、その通りで良いというわけにはいかず、不断のケアがもとめられます。
食後の丁寧な歯みがきによるプラークコントロールに注意を払い、さらに定期的な検診を欠かさず継続することがかかせません。
インプラント自体は人工歯ですが、ひとたびケアの手を抜けば歯周病になることは珍しくありません。入れ歯の装着に違和感があるという方、もしくは入れ歯の見た目を気にする方にも選択肢としてインプラント治療があります。
http://www.usa-free-stuff.com/
あごの骨に穴を開け、人工歯根を埋入する手術をおこない、その後、上部体という人工歯の部分をかぶせる治療で、費用がかかることは確かですが入れ歯よりも周りにわかりにくく、噛み心地が自分の歯に近く、食べ物も美味しく噛めます。
どうしても外見や噛み心地をもとめられるなら、何といってもインプラントです。
代表的なインプラント適用のケースは、周辺の歯に関係なく治療したいという患者の希望がある場合です。
ブリッジ治療で義歯を入れるとすれば両隣の歯は義歯の支えになる為、一周削ることになります。
インプラントはあごの骨に歯根を埋入するので、失った歯のみに働聴かける治療と言えます。両隣の歯を削って支えにするのはもったいないと考えている患者さんには、やはりインプラント適用が一番でしょう。
歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗すると、やり直しが非常に困難な治療だと言うことです。
他の入れ歯やブリッジ、クラウンといった義歯と違う点として、人工歯根とあごの骨を結合指せてしまうので何らかの理由でインプラントと骨がなじまず、骨とインプラントがしっかり結びつかなければ、再手術を迫られ、骨をさらに削って修復するという治療しかなくなります。
そして、インプラントの埋入にはあごの骨を削るので、埋入部分の周りで、神経を損傷するリスクは避けられません。インプラント治療の問題点をいろんな情報ツールで調べたと思いますが、問題の一つに、インプラントを埋め込んだ後、頭部のMRI検査はできなくなるという問題はありませんでしたか。それは違います。MRI検査とは、身体に磁気を当てて画像を作ることです。
金属に反応すると、画像は乱反射のように見えます。
インプラントの場合、あごに埋まる部分はチタンかチタン合金なので磁気に反応しない性質を持っていてなので、MRI検査には影響ないと考えてちょうだい。
現在、インプラントの人工歯根はチタンが多くなっています。金属の中では、骨との親和性が高い方で金属アレルギーも起こりにくい素材の一つです。インプラント治療の適用には、頭部のCT検査をはじめ、いろんな角度からのレントゲン、口腔内検査等、検査を一通りおこない、治療方針を決めてから本格的な治療がスタートするので患者も納得し、安心して治療を開始できます。
一通りの治療が終わったアトは、メンテナンスを患者と歯科医師が連携して進めていくことで、安全性が高まり、長く快適に使えるようになります。
インプラントはどのくらい保つのか、まだ定説になっていませんが、歯科医師の指導に従い、メンテナンスを欠かさなければ自分の歯と同じくらい保たせることが可能とされています。
ということは、日頃のケアを欠かさなければ長期に亘って維持できますが、他の自分の歯と同じように、ケアが行き届かなければ歯周病など、異常が起こることがあるということを忘れてはいけません。
インプラント治療は骨を削って人工歯根を埋め込む手術を伴うので、当然、いろんな点で、失敗が起きる可能性があります。治療が失敗すると、人工歯根があごの骨となじまない、破損などというインプラント本体に関わる問題、細菌感染やアレルギー等によってあごの骨が腫れる、痛むといった身体的問題、手術によって、あるいは術後の炎症によってあごのラインが変わってしまうといった見た目の問題もあります。
このような危険をできるだけ避けるために、歯科医師はともかく慎重に決めてちょうだい。インプラントの人工歯(上部構造)は、アバットメントを通じて人工歯根に固定されますが、各パーツがどのように繋がっているかによって、何種類かのタイプがあります。
人工歯根とアバットメントが一体型で、1回法の施術に用いられるのが1ピースタイプと呼ばれるもの。
そして、アバットメントが人工歯根から分離している2ピース・インプラントがあります。二回法の施術には必ず2ピースタイプが用いられるわけですが、これはさらにそのコネクション部分の形状により、結合部分が凸面になっているエクスターナル・コネクションと、凹面になっているインターナル・コネクションに分かれますが、インターナルタイプの方が最近はメジャーになっています。
差し歯とインプラントはどう違うのでしょうか。決定的な違いは、差し歯は自前の歯が残っていなければ使えないことです。
差し歯は、天然の歯や歯根を利用して、そこに金属の土台を埋め込みます。なので、抜歯してしまって歯がない場合は埋め込む所がないので使えません。一方、インプラントは原理が全く異なります。これは、金属製の歯根を顎の骨に埋め込んで癒着指せ、アバットメントと呼ばれるパーツで土台と人工歯を接続するものです。
歯を丸ごと抜いてしまった場合でも、顎の骨に問題さえなければ利用できるのがインプラントの利点です。